優れたパーラーチェアはパーラーの現場で生まれる。
国内で大衆娯楽として親しまれているパーラーですが、1930年に風営第1号店が名古屋で誕生。初めは立ってプレイするものでしたが、椅子の需要や規制の改定などわずか数十年で急速な進化を遂げ、現在のパーラーへと発展してきました。パーラーチェアにおいてもその独特な使用環境は、従来の腰掛という概念にはなく、独自に進化したのがパーラーチェアであり進化に貢献し続けリードしているのが我々のMDシリーズです。
お客様の気持ちを考えた「信頼品質」を常に追求している製造現場。
MDシリーズを製造する工場は、品質保証の国際規格ISO 9001認証企業(1997年より認証取得)で、JIS(日本工業規格)、ANSI/BIFMA(アメリカスタンダード)、DIN(ドイツ連邦規格)など世界基準を取り入れ量産品から受注生産品まで一貫した生産体制を保持しています。 また、国内主要工場をはじめ、世界各地のパートナー企業と連携し、良質な製品を低価格でスピーディーに提供できるようにさらなる努力を積み重ねています。
パーラーでは、老若男女の差異、障害・能力、さらには国籍の違いなどを問わず多くの方が訪れます。こうした中、MDシリーズは操作性や安全性、危険度の低い形状などユニバーサルデザインに配慮したどなたにでも扱いやすい椅子を製造しています。
MDシリーズの優れているのは、 想像を遥かに超えた手間と裏付けされた根拠。
MDシリーズは、市場に出る前に「体圧分散測定」や「動作解析」、「サーモグラフィー検証」、「血流測定」、「筋電測定」、「官能評価」などの評価を必要に応じて解析し、さらに専門機関と連携しながら研究・開発しています。
もっとエコロジーでありたいと願いMDシリーズは環境性能にもこだわっています。例えば原料となる素材選びから製造過程、流通にかかる二酸化炭素の削減、仕様後の解体・分別を容易にして再資源化しやすいように各部材の素材表示など循環型社会の形成を目指し多くの目標を掲げ、着実に前進しています。
社会が求めるパーラーチェアの先駆けをリードし続ける開発力。
2017年度グッドデザイン賞を受賞したMD-2900をはじめ、数多くの受賞歴を持つMDシリーズ。そのデザイン性はもちろん新技術や新素材の開発と、独自で研究している「座り心地」向上に向けた解析データを元に、生まれた椅子は常に驚きと納得の仕上がりとなっていて、業界全体のクオリティを押し上げる存在となっています。