AURUS・MESH(アウラス・メッシュ)
さらに上質な「座り心地」を目指したフラッグシップモデル。
2015年にグッドデザイン賞を受賞したアウラスの進化系モデルとして追加さ れた「アウラス ・メッシュ」。パーラーに最適な機能性を持ちながら、さらに背シ トに心地良い弾力性と通気性を併せ持つメッシュ素材を採用しました。 やわらかい風合いと適度な弾力性によって姿勢を理様的な「S字」に導き疲労軽減と健康増進に大きく貢献します。
ねじれ方向に追従するメカ
プレイ台のハンドルを握ったり、足を 組んだリ、人の姿勢は左右どちらかに 重心を寄せる動作をよくします。どん な時にも支えるように背もたれが追従 しますので、不快な感覚が生じません。
AURUS(アウラス)
〜それは、パーラーチェアのあり方を見つめ直し、本来あるべき姿に解き放ったプロダクトとしてもムダのない洗練されたフォルムで誕生しました。開発コンセプトは「そよ風」(心地よい空気を循環させる)。椅子としての正しいたたずまいと、熟成された機能美は、ある種の落ち着きを醸し出し、ホール全体を格調高く演出します。
Like an Accordion AURUS
(アウラス)の基本構造は、下から上に向けて大きくそそり立つ「V字」の背フレームと、適度な柔軟性を発揮する三次元立体構造の背シート形状により、従来のパーラーチェアでは不可能だったきめ細やかな動きで体を支えることが可能になりました。縦に幾重にも彫り込まれた蛇腹(じゃばら)状のシートは、アコーディオンのように横にも伸びる特性を持ち、同時にこの深い溝は空気の循環層となり、疲労やムレの原因となる熱や空気を効率よく循環させる役割を持っています。
Air Circulation 空気の循環
AURUS(アウラス)は、従来品に比べ「使い(座り)心地」を大きく向上させる裏付けと検証データをもとに、構想段階から興味深い実験が繰り返されています。背マットを大きな波型に成形※することで、様々な体格にも柔軟にフィット。人との接触面積が少ないため着座時の冷感を減少しました。また、縦に大きくスリットを設けることで疲労感の原因である熱やムレ(湿気)を効率よく循環させます。凸部と凹部に温度差を発生させ、微量の上昇気流に乗せて熱や湿気を静かに空気中に放出します。※AURUS Solid(背ソリッド仕様)の構造説明
New 3D Cushion
座面クッションは、体の形状に馴染む三次元成形ウレタンで、左右を高くすることにより、腰掛けたとき正常な座位置に導き、逆にセンターは窪んだ状態にして座崩れ(姿勢が乱れる)しにくいようにホールド性を高めた形状となっています。さらに座面奥の左右にも大きな膨らみを持たせ、安定したフィット感に加え、着座時のショックを吸収したり姿勢を変えたりする際のホールド性も従来品に比べ飛躍的に向上しました。
Practical Design 実用設計
AURUS(アウラス)にはSolid(ソリッド)タイプとMat(マット)タイプと背シートのタイプが2種類からお選びいただけます。大きなV(ブイ)字の形状をしたフレーム構造は、左右異なる圧力を加えても柔軟にベンディングします。これは利用者に多く見られる、足を組んだ状態や右手を固定した状態でのリラックス姿勢を可能にするため斜めからの圧力を優先した構造となっています。
Verification Test 検証試験
体圧測定(背座、足裏)
背座、足裏に押し当てられる体圧が効率よく分散されているか実際に測定しています。
長時間使用測定
プレイ中における骨盤角度の変化を分ごとに記録し、骨盤角度の振れ幅を測定しています。
動作解析
リクライニングなどロッキングする際の頭部軌跡を追ってデータ化させています。人の五感に左右される「使い(座り)心地」は、偶然に生まれるのではなく、仮説と臨床試験の繰り返しによって「なぜ?どこが?心地いいのか」を真正面から向き合い、ひとつ一つ丁寧にプロダクトに結びつけるという途方も無い開発過程に答えを出したものだけが、MDシリーズという称号が与えられます。この多くの試験データを蓄積しているからこそ安定した高品質を実現しています。
仕様 | |
背モタレ傾斜角度 | 15°〜27° |
背モタレ傾斜反力 | 300N |
座面傾斜角度 | 4°〜8° |
スライドストローク | 82.5mm |
座厚 | 130mm |